2連敗中で空気が重いヤクルト3連戦の最終戦。いまのチームの姿をこの目で見届けようとナイターのハマスタへ向かうことにした。
先発はバウアー。
来日して1軍で投げるようになってから、思い通りに行かないことも多かっただろう。それでも腐らずに異国の地で結果を出そうとする姿は非常に感心させられる。この日は失点こそあったものの、長打を1本も許さず、クリーンナップを3者連続三振に抑えたりもした。
そして、バウアーは中4日の登板を128球で完投。
今日はペナントレースの結果で見れば、たかだか1勝という数字でしかないが、この1勝は優勝に向けて彼が手繰り寄せた熱い熱い1勝。
1点差に迫られた8回、裏の攻撃は2アウトでランナー1塁の場面。9番打者のバウアーが打席に向う時の姿と球場の大歓声が今でも忘れられない。
