自分にとっての名作ウィスキーの1つ。数あるモートラックの中でも花と動物(海外だとFlora & Fauna)のものはお花のような香りが特徴的。そこそこピートを感じて、樹液や蜜のような甘さがある。貴重な初期型白キャップやカスクストレングスも美味しいけど、比較的手ごろ(かつてはそうだった)で馴染みやすいという意味でこいつが気に入っていた次第。
いま最後の一杯が飲み終わり、ボトルが空いてしまった。改めて素晴らしいウィスキーを育む”椀状の窪地”に感謝。
(2016年訪問時の写真。なぜ斜めになっていたのかは気にしないこと)
しかし、世間でモートラックの話題を調べるたび思うのだが、10年前にモートラックを「ダフタウンの野獣」と呼んで飲んでいる人はいなかったな。